ノックオン【ルール初級編】

ノックオン(Knock on)とは、ラグビーにおける最も代表的な反則の一つで「ボールを前に落とすこと」をいう。
ラグビーには、ボールを前に落としてはならないというルールがあるため、ボールを前方(相手陣地側)に落としてしまうと、「ノックオン」という反則が取られてしまうのだ。
しかし、ノックオンは、数ある反則の中でも一番「軽い反則」であるため、反則というより「失敗(ミス)」と言った方が理解しやすい。
ちなみに、手だけではなく、首から上を除く「上半身」にボールが触れて、前方に落とした場合もノックオンとなる。

ノックオンにならないケース

ここでは、ノックオンにならないケースを説明する。

ボールを落とした位置が真横や後ろの場合はノックオンにならない

ボールを前方ではなく「真横」や「後ろ」に落とした場合、これはノックオンと判断されずプレーが続行される。
そのため、キックされたボールをキャッチする場合、万が一落としてもノックオンにならないように、半身になって(身体を横に向けて)キャッチをするテクニックがある。

出典:https://www.jiji.com/jc/

チャージダウンの場合はノックオンにならない

相手のキックを防ぐために、両手を挙げプレッシャーを与えることを「チャージダウン(略:チャージ)」と言うのだが、相手の蹴ったボールが手を含む上半身に当たって前方に落ちたとしても、これは「チャージダウン」が成功したとみなされ、ノックオンにはならずプレーが続行される。

出典:http://en.espn.co.uk/italy/rugby/

相手にもぎ取られたボールが前方に落ちた場合はノックオンにならない

密集で、相手選手にボールをもぎ取られてボールが前方に落ちてしまった場合、これはもぎ取った相手選手が後方にボールを落としたことになるため、ノックオンにはならない。

ドロップキックの場合はノックオンにならない

ドロップキックとは、地面にボールをワンバウンドさせてから蹴り上げるキックのことだが、明確な意図のもとでバウンドさせて蹴り上げたキックはノックオンにならない。
仮にドロップキックを空振りしてしまったとしても、自分の意思でバウンドさせたのであれば、それはノックオンとは判断されない。

ノックオンは相手ボールのスクラムから再開

ミスによってボールを前方に落とし「ノックオン」が取られた場合、プレーは一度中断され、基本的にノックオンした地点から相手ボールのスクラムで再開される。

出典:http://www.rugbytoday.com/

ノックオンした場所がインゴール(トライエリア)の場合は、ゴールラインから5メートル離れた地点でスクラムが再開され、タッチライン際でノックオンした場合は、タッチラインから5メートル離れた地点でスクラムが再開される。
これは、下図の青色エリア内でしかスクラムが認められていないためだ。
ちなみに、ラインアウトでノックオンをした場合は、タッチラインから15メートルの地点でスクラムが再開される。

出典:http://docomo-rugby.jp/



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