プロップ(PR)1番・3番

プロップとは、背番号「1番」「3番」をつけている選手のことを言い、1番のことを左プロップ(ルースヘッドプロップ)、3番のことを右プロップ(タイトヘッドプロップ)と表現する。
英語での表記は「PR」。
一般的には、15人の中で最も体重が重い人物がプロップになることが多く、スクラムを組む時も最前列(フロントロー)に位置する。
プロップ(prop)とは日本語で「支柱」という意味を持ち、まさにスクラムの柱となる存在。
専門性の高いポジションという理由から、別名「スクラム職人」とも言われている。

出典:http://www.rugbytoday.com/

従来のラグビーでは、プロップはフィールドでボールに触ることがほとんどなかったため、スクラムさえ強ければ良いとされていたが、近年のラグビーではプロップもフィールドプレーが重要視されており、ハンドリング能力や走力、持久力も必要だと言われている。
そのため、お相撲さんのような選手をただ集めれば良いという訳ではないのだ。

出典:https://www.rugbypass.com/

また、スクラム以外に「ラインアウト」でも重要な役割があり、ジャンパーを怪力で持ち上げるリフターとしての役目も担っている。

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プロップは「縁の下の力持ち」的存在のため試合ではあまり目立つことはないが、ラグビー通の女性には人気が高い。
ポジション柄、私生活や仕事でも我慢強い人が多く、夫にするには最適なタイプだと言われている。

左プロップと右プロップの違い

ここでは、左プロップと右プロップの違いを説明する。
左プロップと右プロップは同じ「プロップ」ではあるが、その専門性は大きく異なり、1番が3番を、3番が1番を出来る訳ではない。

左プロップ(ルースヘッドプロップ)

背番号1番の左プロップは、ルースヘッドプロップと呼ばれており、日本語に直すと「緩い頭のプロップ」という意味だ。
スクラムは、相手選手の頭の左側に、自分の頭を入れることが義務付けられているため、1番の選手は、相手選手(3番)の左側に頭を入れることになる。

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そのため、自分の左肩はフリーになっている状態で、頭も挟まれていないことから「緩い頭のプロップ(ルースヘッドプロップ)」と言われている。

右プロップ(タイトヘッドプロップ)

一方、背番号3番の右プロップは、タイトヘッドプロップと呼ばれており、これは「きつい頭のプロップ」という意味だ。
3番は、相手選手(1番)の左側に頭を入れるため、両肩に相手チームの体重がかかることになる。
また、頭は左右に挟まれて窮屈であることから「きつい頭のプロップ(タイトヘッドプロップ)」と言われているのだ。
両肩で相手チームの圧力に耐える必要があるため、1番より大きい選手が3番になることが多い。
プロップのトップ選手の平均サイズは、175㎝~185㎝で、体重は110㎏~120㎏。



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