フランカー(FL)6番・7番

フランカーとは、背番号「6番」「7番」をつけている選手のことを言い、6番のことを左フランカー、7番のことを右フランカーと表現する。
英語での表記は「FL」。
フランカーは、フォワード(1番~8番)の中でも特に運動量と仕事量が求められ、身体が強い上に最も走れる人物が選ばれることが多い。
フランカー(Flanker)とは日本語で「側衛」「側方部隊」という意味を持ち、スクラムを組む時に第3列(バックロー)の左右(側面)に位置することからきている。

出典:https://uk.reuters.com/

「側方部隊」という名前の通り、スクラムから真っ先に飛び出して仲間(バックス)のサポートにいったり、ディフェンスでは激しいタックルで相手のボールを奪い取ったり、ブレイクダウン(接点)で働き続けなければならない。
そのため、相手に当たり負けないフィジカル、バックス(9番~15番)並のスピード、走り続けるフィットネスなど、総合的な能力が必要となるポジションなのだ。
また、最も身体を張るポジションであることから、仲間からの信頼も厚く、フランカーがキャプテンとなることも多い。

出典:https://www.rugby.com.au/

出典:https://www.jams.tv/

左フランカー(6番)と右フランカー(7番)の違い

プロップ(1番・3番)やロック(4番・5番)と同様、フランカーにも2つのポジションがあり「左右」に分かれているのだが、基本的には6番が左フランカー、7番が右フランカーとなっている。
しかし近年では、常に広いスペースを担当する「オープンサイドフランカー(7番)」、狭いスペースを担当する「ブラインドサイドフランカー(6番)」という風に分ける方法が一般的となっている。
そのため、6番なのにスクラムの右にいたり、7番なのにスクラムの左にいることがよくある。

出典:http://www.rugbytoday.com/

上記画像の「白チーム」がまさにそうなのだが、オープンサイドフランカーは相手からボールを奪うこと(ジャッカル)を得意とする選手が多く、世界では「Fetcher」(フェッチャー=ボールを獲ってくる人)とも呼ばれている。
一方、ブラインドサイドフランカーは「狭いスペース」を担当するので、そこを狙われても対応できるよう、高いディフェンス能力が求められる。

昔から「いいフランカーがいるチームは強い」と言われているのだが、それは今も変わらず「強いチームには必ずいいフランカーがいる」のだ。



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