ノットロールアウェイ【ラグビールール中級編】

ノットロールアウェイ(not-roll-away)とは、タックルをした選手が倒れたままその場から離れずに、相手のプレー(球出し)を邪魔する反則のことをいう。
例えば、タックラーが相手にタックルをして、一緒に倒れ込んでしまったとする。
その倒れ込んでしまった位置が、偶然ボールの上だったり、相手陣地側だった場合、タックルした選手は「相手の球出しの邪魔にならないよう」速やかにその場から離れなければならず、レフリーからも「ロールアウェイ(転がって離れなさい)」や「アウェイ(離れなさい)」といった指示が出されるのだが、それでもその場から離れないときにこの反則「ノットロールアウェイ」が取られてしまうのだ。
この写真でいうと、赤い丸の選手が、球出しの妨害をしていることになる。

出典:http://sportlocker.ie/

仮に、自分の上に別の選手が乗っかってしまい容易にどけないとしても、密集から離れようとする姿勢(意思)を見せなければならないのだ。
しかし中には、相手をどかせないために(ノットロールアウェイの反則を与えるために)わざと身体で動きを封じる選手もいる。
まさにこの選手が該当するだろう。

出典:http://sportlocker.ie/

これは少々あからさまかもしれないが、さりげなく動きを封じる行為はテクニックとして使われているのだ。
ノットロールアウェイは「重い反則」に分類されるため、相手チームのペナルティキックで再開される。
ノットロールアウェイを取るかどうかはレフリーの裁量次第だが、密集戦の中ではこんな攻防が繰り広げられているということも理解してほしい。



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